古美術品競売場にて。
競売場にあるVIPプレビュールームには華やかな身なりの人々がやって来る。陶磁器を収集しにきた財閥家の婦人など…。今日の品は新羅時代の花瓶。内定価格が高いため、非公開の入札が始まるのだ。
競売場の文化財取締班員ホ・チョヒ(キム・ソナ)が品を持ってくる。3億ウォンから入札を始めようとしたところ、一人の婦人が言いがかりをつける。「それは偽作だと聞いたわ!」。競売場のスタッフたちは大慌て。
その時、ホ・チョヒが微笑みながら一枚の紙を会場の人々に見せつける。それは、"キム・ボムサン"のサインが記された鑑定書だった。"キム・ボムサン"のサインのお陰で場内を静まり、入札が始まる。5億、6億、7億、8億・・・値段はまたたく間に上がり始めた・・・。
ある大学の教室で、海外に搬出された文化財の写真が映し出され、男性教授の声が響き渡っている。文化財の大切さ、美しさなどをしっとりした声で真剣に説明している。
「美しいものを大切にしない人は、恋をする資格もありません。…私はそういう美しいものを守っていきたいのです。」
学生たちは教授の熱弁に感動し、一同立ち上がり拍手をする。
しかし、実は、教授は拍手をしている女子大生のミニスカート下の脚線美に夢中…。その教授の名前は、キム・ボムサン(イ・ドンゴン)!
ある日、日本の学会に参加した彼は、東京美術クラブ在籍時に覚えた流暢な日本語を披露する。容姿端麗でありながらも、気さくで話しやすいボムサンは日本でもモテモテ。日本の女性たちが熱狂する中、ボムサンは一人の着物姿の女性に気づく。高慢な表情だが、セクシーなその女性に得意のキラースマイルで近付くボムサン。しかし、この女性はボムサンに冷たくあたる。かつて女性から断られたことなどない彼は、ショックでふらふら!
実は、この女性は文化財団取締班の秘密兵器のチョヒ。文化財庁の傘下、文化財団取締班の主任の彼女は国立中央博物館で、盗難された粉青沙器硯滴を取り戻すため、犯人が盗難品を売りさばくための会に潜入する。早くお目当ての物品を捜しだし、持ち帰らねばならないのだが、ナンパをしてくる男達が邪魔で仕事が全然進まない!
文化財庁一のセクシー女性といわれながら、自分の容貌に全く無関心で仕事一筋の生真面目なチョヒと、容姿端麗で浮気者、女性からモテテ当たり前と自負するプレイボーイ。日本で出会った彼らはその後、文化財の絡む難事件を解決しながらお互いを知り、いつしかそれは恋に発展するのだが・・・。