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JR王子駅のトイレの汚水が近くの川に垂れ流しになっていた問題で、東京都下水道局はきょう、2年前から事態を把握していたことを明らかにしました。
これは都議会公営企業委員会で今里伸一郎下水道局長が明らかにしたものです。都はこれまで今月2日に判明したと説明していましたが、その後の調査で下水道管の維持管理担当の職員がおととし6月に事態を把握していたことが分かったということです。その時点で下水道管の設置を検討しましたが、道路が狭かったことなどから工事は発注されず、局内で引き継がれてもいませんでした。下水道局は会見を開き、今里下水道局長も議会で「今日(こんにち)まで2年近くもトイレ排水が直接石神井川に流出する事態を継続させてしまった。あらためて地元の方々に深くおわびを申し上げます」と謝罪しました。しかし地域住民からは「分かっててやったんだったら、ちょっとおかしい」「あら!ほんと? わたし、のんきなのね。全然知らなかったです」「たった2年間分かもしれないが、その分の汚水を流すのを止めることができたはず。オリンピックとか騒ぐ前に、そういうところをきちんとしてほしい」など、都の対応に不満の声が上がっています。
都はさらに調査を進めるとともに、引き継ぎの徹底など再発防止に努めたいとしています。 |