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浅草よりポケモンセンター? 外国人の観光

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2009年4月9日


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 日本を観光に訪れる外国人の数は不況の影響でここ数カ月、去年の同じ時期に比べ減少を続けています。そんな中、外国人が注目する日本の観光スポットについて調査した結果、意外な場所がランキング上位に入りました。

 これは大手旅行情報サイトが、日本国内およそ1万カ所の観光地について世界8カ国のネットの閲覧数などをもとに「注目度」を割り出したものです。その結果、第1位は東京の台所、築地市場でした。朝5時から6時すぎまで冷凍マグロの迫力ある競りが見学できることから、世界各国のガイドブックにも紹介されている人気スポットです。そして第2位が東京ディズニーランドと、ここまでは順当ですが…。実は、第3位は港区にある『ポケモンセンタートウキョー』です。
 浜松町のオフィスが立ち並ぶビジネス街の一角、ビルの2階にあるのがポケモンセンタートウキョーです。人気アニメ『ポケットモンスター』に関する商品が1万5000点そろっていて、週末は家族連れで入場制限ができるほどの人気スポットです。イギリスから来たという一家は、ポケモンセンターに来ることが旅行のメーンイベントだといいます。息子のゼイン君は「ポケモンは好きだよ。ネットでポケモンのお店を探して、場所を調べてここに来たんだ」と話し、母親も「息子は大のポケモンファンなの。キャラクターも全部じゃないけど、知ってるわ。もちろんピカチュウは大好きよ」と話します。
 店内には英語を話せる従業員を8人置き、外国人客に対応しています。また、世界でここしか買えないポケモングッズも扱うのだそうです。ポケモンセンタートウキョーの長根雅俊店長は「お客さんは主に英語圏の方が多い。それ以外に、フランス、スペインなども多い」と話します。
 ちなみに外国人にはおなじみの浅草寺は第6位、京都の金閣寺は7位ということです。いまや外国人にとって『浅草』より『ポケモン』なのでしょうか…。今回の調査を行った「トリップアドバイザー」社の山本考伸代表取締役は「日本といえば昔の“寺”というイメージから、それにプラスして、外国人の旅行者から見て日本といえばアニメ、というイメージが出来つつあるのではないか」と話します。もちろん、実際の来場者数は浅草も金閣寺も、ポケモンセンターよりもかなり多い人数です。しかし『日本といえばアニメ』というイメージが調査結果に表れたというわけです。
 都内でも練馬区がこの4月から商工観光課にアニメ係を立ち上げ、予算1億円で『アニメの街づくり』に取り組むなどの動きが出ています。
 世界的な不況でこの2月に日本を訪れた外国人は去年同時期と比べ、マイナス41%と激減しています。落ち込みを見せる観光産業の起爆剤となるのはこのキャラクターたち、なのかもしれません。