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| 2009年4月24日 | ||
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生活習慣病の原因となる内臓脂肪症候群を早期に発見しようという、いわゆる「メタボ検診」が義務化されて今月で1年経ちました。メタボリックシンドロームへの関心は高まりましたが、次の課題はいかに行動に移してもらうかということだといいます。 先週、練馬区役所で開かれたメタボ対策「ウォーキングプログラム」の説明会。会場には真剣な表情で聞き入る中高年の姿も目立ちました。メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪の蓄積により、高血糖や高血圧などを招き、脳卒中などの病気につながる症状です。昨年4月から40歳以上の人々に検診が義務付けられました。メタボにならない対策としては、運動習慣や食生活改善が挙げられています。説明会に参加した人々は次のように話します。「メタボ対策ができないから、これをきっかけにできるようになればと申し込んだ」「気にはなるがなかなかできない」。 そんな忙しい中高年にも取り組んでもらえるようにと、このプログラムは通信教育という方法をとりました。日々の活動の様子をレポートとして提出すると、区と提携する早稲田大学の応用健康科学研究室からアドバイスが返信されるという仕組みです。竹中晃ニ教授は「特別な時間をとって、ある場所に行かなければいけないプログラムは、仕事をしている人、家事に忙しい人にはできない。毎日の生活の中に取り入れられるような小さなチェンジに注目していこうというプログラム」と説明します。 メタボを気にするのは男性だけではありません。女性限定のフィットネスクラブが注目を集めています。コンセプトは「NO MEN(男性がいない)」「NO MAKE−UP(化粧不要)」「NO MIRROR(自分が見える鏡)」の「3つのM」。ここでは運動への敷居を低くしようと、面倒な器具の調整や負担になりがちなノルマもなくし、買い物帰りに寄れるような気軽さを売りにしています。カーブスジャパン米沢幸恵インストラクターは「メタボ検診の義務化で意識が高まったことと、通いやすい、続けやすいというのが受けているのでは」と話します。一方利用者は「30分という手軽さで、やろうという気になった」と話します。 食生活の改善も、おいしい物好きなオトナには厳しいもの。そのような気持ちに訴えようと「ゼロ系」の食品が増えました。そして、サプリメントの分野でも激しい競争が繰り広げられています。脂肪燃焼系の新素材を打ち出し、売り上げが前年比2倍になったものもあります。「食事制限しようと言うばかりでは長続きしない。手軽に摂れて実感できると言うのが長続きの秘訣かなと思っている」(味の素、佐々木達哉氏) メタボ対策に大切なことを東京医科歯科大学の吉田雅之教授は次のように分析します。「キーワードは行動変容。人生の中で一番大事なものは何かというような、目に見えないものにも配慮して、メタボ検診にどのようなメリットがあるかということを、本人に気づいてもらうきっかけを与えることが非常に重要。医療者よりも、職場の同僚や家族の「太ったんじゃない?」というひと言が、行動変容に結びつく。我々のアプローチの仕方も考えていかなければ」 メタボリック対策。続けられる工夫も必要ですが、いかにその気になるか、そのきっかけが一番大切なようです。 |
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