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| 2009年6月4日 | ||
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ヨーロッパを中心に海外で大人気の『盆栽』…。その職人を目指そうと江戸川区で奮闘しているドイツ人を取材しました。 江戸川区にある春花園――。ここに盆栽職人を目指す1人のドイツ人がいます。28歳のヴァレンティン・ブローセさんです。11歳のとき故郷のクリスマスマーケットで盆栽と出会い、興味を持ち始めました。ドイツで4年間庭師として働いた後、去年からこの春花園で修行を続けています。ブローセさんは「盆栽は線(形)、バランス、美しさが大事。それを作るのが大好き。盆栽作りはアーティストと同じ」と話します。 春花園の園長で盆栽家の小林國雄さんは「ヨーロッパの場合、盆栽をアートとしてとらえている。盆栽を非常に素晴らしい生きたアートとしてとらえているからこそ彼らは盆栽にあこがれていくのではないか」と話し“植物を育てることと芸術作品を作り上げていくことを同時にできる点が人気の秘密”だといいます。 修行の日々を送っているブローセさん。その原動力は何よりも植物が好きなことだといいます。園内の折れた枝や枯れそうな木を集めて『マイ盆栽』として大切に育てています。「昔から植物が好き。自然が好き。毎日、盆栽と仕事するのが大好き」と話すブローセさんが今取り組んでいるのは、針金を使って枝を曲げて盆栽の形を作る修行です。枝を剪定して整えるのと同様に盆栽作りのセンスを養う大切な工程です。 ブローセさんは仲間5人とともに盆栽職人を目指しています。同僚の長沼洋志さんは「ブローセさんはビール好きなまじめな好青年」「この一門を発展させていきたい。世界各国に仲間がいれば面白いと思う」と話します。 ブローセさんがポストカードを見せてくれました。ブローセさんが生まれ育ったドイツ南部の都市、シュウエービッシュハルの風景です。「今は帰りたくない。勉強(修行)の時間だから。ここはいい環境だと思う」とブローセさん…。小林さんは「自分から盗もうという気持ちが彼にはあるから『本物』になると思う。本当に盆栽が好きですから。好きが一番。期待してます」と話します。また、ブローセさんは「私の夢は自分の盆栽を自分の庭で育てること。そして盆栽が好きな人たちに自分の盆栽を売りたい」とも話してくれました。 世界で一つしかない自分の盆栽を作ることを目指すブローセさん…。夢の実現に向け修行は続きます。 |
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