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| 2009年6月12日 | ||
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来月12日に投開票を迎える東京都議会議員選挙まであと1カ月となりました。定数127に対して、現在までにおよそ200人が立候補の意向を示しています。現在、会派の構成の過半数は64議席。第一党は48議席を占める自民党で、現在は自・公与党で70議席。過半数を大きく上回っています。選挙まであと1カ月。首都決戦の勝利に向けて、与野党ともに党首が動き出し総力戦で臨んでいます。 麻生総理は7日から公認候補の事務所訪問をスタートさせました。「残り本当に限られた日数しか残っておりませんが、みなさんがたのお力添えをたまわりますようよろしくお願いします」。総理が地方議員の選挙で激励に出向くのは異例のことです。先週、自民党本部で開かれた戦略会議。東京都連の石原伸晃会長は「現時点では現有の48議席を確保する状況に至っていない」として、党本部の支援を求めました。今回の都議選、自民党は58人の公認候補を擁立し、50議席の獲得を目指します。次の総選挙に向けても、第一党の座は何としても守り抜きたいとしています。 自民党が危機感を抱く背景にあるのは、民主党の勢いです。鳩山代表は先月30日、1日かけて都内を回り、街頭で「政権交代を何としても実現させてください」と政権交代を訴えました。民主党は現在、前回よりも2人多い53人の公認を決めています。目指すは自公過半数態勢の打破。第一党を狙います。鳩山由紀夫代表は「首都決戦を制するものが日本の決戦を制する」と意気込みを語りました。2日の選挙対策本部の会合でも、公認候補をさらに増やしていくよう前向きに検討する方針を確認しました。 他党からは、こうした民主党の勢いをけん制する発言が目立ちます。公明党の太田昭宏代表は次のように演説します。「駅前で民主党などが立って演説したりします。駅前に立って演説して、おはようというだけでは何の意味もないんです。仕事をしてはじめて政治家といえるのではないでしょうか。駅前で立っているだけがえらいのであれば、駅前の郵便ポストが一番えらい。」公明党は、民主党が政権交代が可能な政党として認知されてから迎える初めての選挙だとして、危機感を強めています。太田代表は、荒川区など激戦が予想される選挙区を重点的に回り、前回同様、公認候補23人全員の当選を目指します。 共産党の志位委員長も、都議会での民主党の立場を次のように批判します。「国政では野党の民主党も石原知事の与党。あたかも野党であるかのような選挙をやっている。これは都民を欺く卑怯な態度ではないでしょうか。」共産党は今回、全ての選挙区で候補者を立てることはせず、38人に公認を出しました。現有の13議席の維持と、上積みを狙います。 民主党と選挙協力を組んでいる東京生活者ネットワークも5人の公認を決めていますが、今回は一部で民主党候補と争う形となり、「都議選も政権交代で流れができている」と複雑な心境をのぞかせます。 今回の都議選、ひとつのポイントとなるのは投票率です。前回2005年の投票率は過去2番目に低い43.99%でした。今回は、衆院選の前哨戦という位置づけが強く、投票率があがると予想されています。鈴木寛都連幹事長は「投票率が50%を超えるか超えないか、このあたりで、勝敗が大きく変わっていく」と述べます。民主党が大きく躍進したおととしの参院選の投票率は57.87%。投票率が結果に影響することも考えられます。そんな中、石原知事は「いろいろ調べてみても、おおかた過半数を自公で割ることはないでしょう」と述べます。 都議選まであと1カ月。決戦までのカウントダウンはすでに始まっています。 |
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