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| 2010年2月16日 | ||
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子育て世帯を支援しようと、練馬区はおととい14日から東京23区で初めて子ども2人を前後に乗せる3人乗り自転車の貸し出しを始めました。 去年7月、東京都道路交通規則が改正され、安全基準を満たした自転車に限り3人乗りが解禁されました。しかし3人乗りの自転車は購入すると安いものでも5万円を超え、購入には慎重になる人が多いようです。 そこで支援に乗り出したのが練馬区です。1歳から6歳未満の子どもを2人以上持つ区民を対象に、1ヵ月525円で貸し出すことを決めました。去年12月に希望者を募ったところ、予定の90台に対し200人を超える応募がありました。今月にはレンタル制度を利用する人全員が事前に受講する講習会が行われ、集まった利用者は「買おうかどうか迷っていたときにちょうどレンタルがあると言われたので(助かる)」「一定期間だけ、必要なときだけ借りられるというのはありがたい」とそれぞれに期待を口にしました。練馬区交通安全課の竹永修一課長は「2人乗せて使う期間は長くても3、4年ということですので、そのために高い自転車を買うかというところが子育て世帯の方には選択を迫られている。大変関心が高いと感じている」と話します。 予想以上の反響を受け、練馬区は予定の90台から210台に増やして貸し出しに当たることにしました。貸し出される自転車は、安全基準を満たしたものです。後ろのタイヤが太めで重心も低く、安定したつくりになっています。東京都自動車商協同組合練馬支部の藤田征夫支部長は「(購入すると)7万円、子ども台を付けると8万円ぐらいになりますから、レンタルというのは借りる方としてはありがたいのでは」と話します。利用者は子どもが6歳になるまでの間、1ヵ月単位で最長で3年間借りることができます。 利用者のひとり、森さんは4歳と2歳の子どもがいます。母親の直子さんはこれまでは自転車に子どもを乗せることに恐怖感を持っていたと言いますが「遠い幼稚園に通わせていることもあって、徒歩だと何かと子どもを連れての行動範囲が狭くなりがち。レンタルで月500円だったら、お試しというか1台持っていてもいいなと思う」と話しました。早速、自宅の前で乗ってみることにしました。運転は父親の正則さんです。正則さんは「普通の自転車よりも重心が低く安定して運転しやすい。今までずっと歩きだったので、自転車でいろいろ連れて行けるかなと思って楽しみです」と話します。 笹川さん一家もレンタル制度を利用することにした家族です。家族4人で自転車を引き取りに来ました。母親の史さんは「(今までは)1人はベビーカーで、1人は抱っこひもか歩き。(自転車は)楽しみです」と話します。練馬区によりますと、1歳以上6歳未満の子どもを2人以上持つ家庭は区内で4500世帯あるということです。レンタル事業に取り組むことで子育て世帯の経済的な負担を減らすことを図るとともに、3人乗り自転車の普及促進、そして自転車事故の防止にもつなげたい考えです。父親は「すごい安定感ありますね。慣れないと難しいところもありますが、問題なく乗れると思います」と話します。ただ、安定しているとはいえ、女性が乗るには練習が必要なのかもしれません。普段自転車に乗ることがあまりないという史さんは、まずは子どもを前だけに乗せて練習しました。「ちょっと遠くの公園に行けたらいいなと思っています」「頑張ります。練習します」と話しました。 練馬区は新年度予算案に新たに30台を買い足す費用を盛り込んでいて、新年度の早い時期にも追加の募集を行いたいとしています。 |
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