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都議会 第1回定例会開会

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2010年2月24日


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 都議会第1回定例会がきょう開会し、新年度に向け石原知事が施政方針の表明を行いました。
 石原知事は「わが国は心のたがが緩んできている」と現状を憂い、東京から日本を変えようと述べました。また、「今後も覚悟を持って冷静に考え確実に物事を実行するという国政では失われてしまった心構えを保ちながら、東京を21世紀の範となる都市へと進化させていく」と述べました。
 この議会は民主党が都議会第1党になってから初めて予算を審議する議会で激しい論戦が予想されますが、特に注目を集めるのは築地市場の豊洲への移転についてです。知事はきょうの施政方針で「都民、国民や市場関係者が安心できる十全な対策を着実に講じます。平成26年度(2014年度)中の開場に向け、豊洲新市場を時代のニーズに応え将来にわたり都民の食生活を支えていく新しい基幹市場として整備していく」と述べました。会期は来月30日までで、代表質問は来月2日、一般質問は来月3日と4日に行われます。
 石原知事からは首都・東京としての心構えから政策までいろいろな話が出ましたが、築地市場の移転問題以外ではやはり景気対策に力が入りました。鳩山首相が先の施政方針演説で景気対策を後ろの方に置いたのに対し、石原知事は真っ先にこの問題に触れ、「商社OBが駐在経験などを生かして東京でも現地でも助言を行い、商社の営業網なども活用することで海外進出を一貫して後押ししていく」と、中小企業が活路を見出すための施策も述べました。
 一方、来年の知事選挙には4選を目指さないことを表明している知事は、築地市場問題など、環境政策や都市づくりなど随所に「将来」「未来」という言葉を使いました。集大成ともいえる年への意気込みを示し、自身の政策を将来の東京にもいい結果をもたらすものにしたいという気持ちの表れのようです。