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キャンパス移転を前に 大学が町工場と“お見合い”ツアー

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2010年9月1日


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 足立区ではきょう、学生などを対象に町工場を巡るツアーを実施しました。再来年春に移転してくる大学と地元企業の連携を深めてもらおうという企画です。
 これは2012年4月、足立区千住旭町に東京電機大学の新キャンパスが移転するのを前に区が実施するツアーで、去年に続いて2回目です。きょうは大学の学生10人と教授など5人が区内にある3つの町工場を見学しました。このツアーの意義について東京電機大学工学部機械工学科の阿高松男教授は「モノづくりの技術の根本は現場にある。各工場を見学しながら、こういうことが大学だったらお手伝いができるんではないかというのを見いだしていく」と話します。
 このうち、一行が訪れた足立区江北の沼田光器は大手メーカーの高級腕時計のカバーガラス加工などを手掛ける町工場です。家族経営で社員2人、そしてパートタイマーだけの小さな工場ですが、日本にここだけしかないサファイアによる研磨技術を持つ、いわゆる“オンリーワン企業”です。沼田光器の下川進社長は「私とすれば、よくこういう町工場に電機大学の人が見に来たなとそれだけでも感心する」と話しますが、学生は「こういう町工場は全然知らなかったが、見に来ればどれだけすごいかが分かる」「熱意とか精神的なところで学ぶところが多くあった」などと見学した感想を話していました。
 今後、大学は逆に工場の経営者に研究室を見学してもらうなどの交流を続け、将来的には共同で開発・研究を進めていくなど協力を深めていきたいということです。