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「音楽のまち」狙い 国分寺の庭園で市民音楽会

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2010年10月5日


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 国分寺市の庭園できのう、地元を音楽のまちとして盛り上げようと市民団体が企画した音楽会が初めて開かれました。
 東京のほぼ中心に位置する国分寺市のJR国分寺駅から20分ほど歩いたところに、かつて繁栄を誇った武蔵国の史跡が集まる地域があります。豊富なわき水があふれる小道のそばにある江戸後期に作られた長屋門をくぐると、旧民家の庭を整備して去年オープンした『おたかの道湧水園』が広がります。きのうの夕方、この庭園で市民の手作り音楽会が開かれました。演奏したのは日野市にある寺の副住職と地元の大学生の3人です。学生たちはいつもと勝手が違う庭園での演奏会とあってちょっと緊張気味の様子でしたが、日本古来より伝わる雅楽と最新のパソコンを融合したパフォーマンスも飛び出しました。
 この演奏会を企画したのは音楽を通じて地元を活性化させようという市民メンバーです。バイオリニストや声楽家、尺八奏者など幅広い地元音楽家が賛同していて、今後さまざまなジャンルの演奏会がこの庭園で開かれる予定です。観客は「すごく良くて感動しました。自然の中で聞けたのが良かった」「(中には、かなりアレンジされた曲もあったが)ああいう試みに挑戦することは若い人にとってはいいんじゃないですか」などと話していました。実行委員長を務めた高校の元音楽教師の大島康さんは「今後は季節の問題や天候の問題は残っているが、できる範囲で良いものを続けていきたい」と話しています。
 手ごろな料金で音楽を楽しんでもらおうと入場料は500円で、収益は市の博物館建設のための基金に寄付されるということです。次回は12月18日に『合唱のたのしみ』と題した催しが開催されます。