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青少年健全育成条例 性描写漫画規制、都議会で質疑

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2010年12月9日


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 今の都議会に再提出された過激な性描写がある漫画などの販売を規制する青少年健全育成条例の改正案をめぐって、きょう質疑が行われました。
 新条例改正案は漫画など「刑法、民法に触れる性行為などを不当に賛美・誇張する」作品について、18歳未満への販売を禁止し、店頭での区分陳列を求めるものです。きょうの委員会で質問に立ったのは民主党、共産党、生活者ネットワーク・みらいの3会派です。きょうの都議会総務委員会で民主党の松下玲子都議は「現在の法規範が2次元の世界でどのように刑罰法規に照らし合わせることができるのか」とただしました。これに対して都の青少年・治安対策本部の浅川英夫担当部長は「漫画等の登場人物の行為に対して今の日本の刑罰行為が成立するか否かを問おうとするものではない。あくまでも閲覧する青少年から見て青少年の性の健全な判断能力の形成を妨げる程度に刑罰法規に触れる性交等を不当に賛美、誇張するように描いているかということを基準にするもの」だと答弁しました。改正案に反対する共産党は「規制対象が広がり不明確さも拡大をし、恣意的判断の危険がさらに広がっていることに関係者は深い危惧を抱いている」(吉田信夫都議)として、条例案を取り下げて関係者と協議するべきだと強調しました。一方、民主党は今後の方向性については触れず「多角的に考え慎重に判断する」としています。
 委員会の採決は13日に行われます。