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木のぬくもりを感じて 六本木ヒルズに木造仮設住宅が登場

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2011年7月29日


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 東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手県陸前高田市の隣町である住田町で木造の仮設住宅の建設が進んでいますが、この木造仮設住宅がきょうから六本木ヒルズに展示されています。
 この木造仮設住宅は林業が盛んな岩手県住田町と森林保全団体が森林の成長過程で間引きされて不要になった間伐材を活用し建設したものです。展示されている木造仮設住宅は、中が広く、木の香りも心地よいです。住宅の他にストーブの燃料にも間伐材が使われています。
 現在、住田町に建設された木造仮設住宅は100棟を超え、陸前高田市や大船渡市などから避難している被災者およそ250人が木のぬくもりを感じながら暮らしています。森林保全団体more treesの水谷伸吉事務局長は「地元の木材である気仙地方の杉を使っている。地元の木材で地元の大工さん、地元の工務店さんが建てる仮設住宅という取り組みなので、地元の雇用につながったり、地産地消の考えにつながったりとそういったところを多くの人に伝えていきたい」と話します。仮設住宅一棟に必要な金額はおよそ300万円です。展示の他にも岩手県の地ビールや特産品の飲食ブースも設けられ、売り上げの一部は木造仮設住宅の建設費用に充てられます。水谷事務局長は「総額3億円の費用が必要なんです。現時点では3000万円弱しか集まっていないというのが現状です。より多くの方に寄付金を募ってご参加いただきたい」と話します。
 この木造仮設住宅の展示はあさって日曜日までで、あすから、ひのきを使った打ち水用の桶を製作するワークショップなども実施されます。