TOKYO MX NEWS
前のニュース

携帯電話を手に ソーシャルメディアを活用した防災訓練

次のニュース
2012年9月19日


動画
 ツイッターや速報アプリなどのソーシャルメディアを活用した防災訓練がきょう、港区で行われました。
 訓練は地震などの災害時にソーシャルメディアを効果的に正しく利用してもらおうとインターネット検索大手などが実施したもので、応募したおよそ100人が参加しました。港区で震度5弱の地震が発生、参加者は港区を訪れていた観光客という設定で、携帯電話などに届く情報を頼りに避難します。参加者の元には「六本木ヒルズを一時滞在施設として開設した」という情報が届き、六本木ヒルズを目指します。
 スタート地点の六本木1丁目から避難場所の六本木ヒルズまではおよそ1.5キロですが、途中には“通行止め”箇所も設定され、さまざまな難関が待ち構えます。参加者が情報を発信し、他の参加者に状況を伝えることもできます。
 訓練終了の午後1時までに参加者全員が無事、避難場所に到着しました。参加者からは「すごい距離を歩いているわけではないが、(携帯電話で情報を)見ながら手探りで移動するのは大変だと思った」「お手洗いの情報とか自販機の情報とか入れながら歩いていたが、場所が分からないとツイートしながら歩いていると危ないなと思った」といった感想が聞かれました。訓練に参加したヤフー(社会貢献・政策企画ユニット)の高橋義典さんは「去年の東日本大震災でツイッターをはじめとするソーシャルメディアが非常に活用されたと言われていた。ただし、東京で大きな災害が起きたときに本当に皆さんがソーシャルメディアを使って情報を得たり発信したりできるのかと、かなりの方が不安に感じている部分があるのではないか。(きょうの訓練の経験を)実際に災害のときに生かしてほしい」と話していました。
 一方、参加者からは「電池の消耗が早い」「通信エラーが何度か出て、つながりにくくなった」「参加者からの発信が多過ぎて情報を追えなかった」などといった声も上がり、新たな課題も見つかった訓練になったようです。