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若者が羽ばたくために 働けない若者の現実を徹底討論

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2013年2月5日


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 東京都心で増加が著しい「働けない若者」が今、深刻な問題になっています。23区の区長や専門家らが集まり、その実態と支援策を考えるためのシンポジウムが文京区で開かれました。
 これは若者の「働く」と「自立」を支援するため、おととし23区の区長らが立ち上げた就労支援研究会が開いたもので、会場には抽選で選ばれた若者やその親、就職支援者ら300人が出席し話を聴きました。
 厚生労働省によりますと昨年度の15歳から34歳の若年労働人口は1743万人と過去最低で、今もなお減り続けています。シンポジウムでは特に仕事に就けないだけでなく就職のため上京してくる若者が多い東京で、仕事場になじめず引きこもりになったまま年を取る人たちが増加しているという現実も話し合われました。足立区の近藤区長はシンポジウムで「中途退学で社会に出た若者が今、どこで何をしているかについての後追い調査は正直、都も国も区もこれまで行ってこなかった。困っている若者たちに寄り添っていくという事業を23区でも踏み出していきたい」と述べました。また、参加した求職中の若者は「高校中退してしまった人、本当に行政が助けなくてはいけない人について(自分は)そんなに困ってはないが、ちょっと違った次元で話を聴くことができたのですごく興味深かった」と話していました。
 主催する特別区長会は就労支援を充実し「つまずいた若者」を社会に羽ばたかせたいと話しています。