*2006.05.02up*
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――― 30年間、テレビの生放送中心の仕事をされてこられて、生放送ならではのご苦労もあったと思いますが。
生放送だから特に苦労があったとは思わないんです。 ひとつ言えるのは、リハーサル中に失敗すればするほど、本番はうまくいく。 ところがリハーサルがスムースに進むと、案外、本番で失敗しています。 リハーサルが順調だと、自分のどこに問題があり、なにが欠点なのか、気付かないんですね。 それが本番の緊張感のなかで、モロに出てしまう。 そこから、仕事に限らず人生すべてにおいて、 物事が順調に進んでいるときこそ慎重にならなくてはいけない、ということを学びました。――― 仕事をなさっているときの緊張感が、若々しさや精神の張りにつながっているのではないかという気がします。
実はこの30年間、病気らしい病気をしたことがなかったんです。 たぶん、緊張感のおかげだと思います。 ところが最近、長い間続けてきた番組が一区切りつき、家にいる時間が多くなりました。 そうしたらなんと数ヶ月の間に、3回も風邪を引いてしまいました。――― 日常生活の中でほどよい緊張感を保っているというのは案外難しいですよね。
あるとき、ショーウィンドウに映っている自分の姿が突然目に入ってきて、ギョッとしました。 「えっ、これが私なの?」って。でもそれが、緊張感がまったくない状態の、 無意識のときの自分の姿なんですね。それからは意識して姿勢をよくして、緊張感を保つようにしています。 姿勢がいいと、ずいぶん若々しく見えますよ。――― 体の姿勢も大事だし、心の姿勢も大事ですよね。
心の姿勢、心のビタミンが大事よね。
ある方から、「昔、楽しいと思っていたことが最近楽しく感じられなくなったり、
やる気が起きなくなったら、危ないわよ」と言われて、ハッとしました。
「面倒くさい」「まっ、いいか」といった感情が芽生えかけていたんでしょうね。
家にいてダラダラしようと思ったら、それですんでしまう。
でも、そうやって一日を過ごすと、「しまった、もったいなかった」と悔いが残ってしまいます。
そう思わないためには、自分の気持ちをいつも昂揚させていることが大事だと気付きました。
年齢を重ねることが自信になっていくか、年齢をコンプレックスと感じるかで、人生、大きく変わりますよね。
年齢を味方につけるには、一日、一日を充実させ、それを積み重ねて「実り」を作っていくことが大事だと思います。
大げさなことでなくてもいいんですよ。今日はいい絵を見にいく。
ステキなお芝居やダンスを観に行く。趣味に没頭する。
あるいは、美しい器など「いいモノ」を選びにいく。
そういう心のビタミンの積み重ねが、大切なんじゃないでしょうか。
「いいモノ」「本物」を選ぶ目というのは、年齢や経験を重ねて、
いろいろなものを見てきたからこそ培われるものですよね。
それと、何歳になっても美しい素肌でいると、自信につながっていきます。
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――― 確かにお肌の状態は、女性にとって常に大きな課題ですよね。
朝、ファンデーションののりがいいと、出かけたい、何か行動したいという前向きな気持ちになりますよね。 逆に肌の調子が悪いと、つい消極的になってしまいます。 なんとなく憂鬱だから、出かけたくない。 それだけではなく、料理もいい加減になったり、いろいろなことが後ろ向きになってしまうんですね。 お肌の状態というのは、その人の一日を左右するぐらい大事なことだと思います。――― 岩崎さんは、張りのある若々しいお肌でいらっしゃいますよね。
実は数年前まで、ひどい状態でした。 私が若い頃は日焼けすることが流行っていたので、さんざん肌を焼いたんです。 そのツケがまわってシミやシワがたくさんできていたし、 スタジオはライトが強くてすごく乾燥しているので、肌がガサガサに荒れてしまって。 ですから正直言って、番組で進行役をするのがツラかったんです。 ほんの6,70pぐらいの距離で、ゲストをお迎えするわけですから。 ところが数年前にエンビロンの戸澤明子先生にお会いして、 「あなたのお肌はビタミンAが不足ですね。ビタミンによって蘇ります」とアドバイスいただいきました。 おかげさまで本当に自分の肌に合う化粧品と出会って、肌が蘇りました。――― 肌が蘇ったことで、何か変化がありましたか?
まず何十年も同じヘアスタイルだったのに、思い切ってショートにしました。 それと、人と会うことが億劫でなくなりました。 肌がひどい状態であることが引け目となって、気持ちが消極的になり、相手の目を見て話すことができなかったんです。 ところが肌が蘇り、薄くファンデーションを塗っただけで大丈夫になったら、自信が生まれたんでしょうね。 臆することなく人と話せるようになったし、美術館やお芝居に出かけるなど、積極的に外出もするようになりました。 ちょっとしたことで、これだけ気持ちが変わるのか。 肌が美しくなることで、女性は自分を成長させられるんだと実感しています。
インタビュー/テキスト 篠藤ゆり


心の姿勢、心のビタミンが大事よね。
ある方から、「昔、楽しいと思っていたことが最近楽しく感じられなくなったり、
やる気が起きなくなったら、危ないわよ」と言われて、ハッとしました。
「面倒くさい」「まっ、いいか」といった感情が芽生えかけていたんでしょうね。
家にいてダラダラしようと思ったら、それですんでしまう。
でも、そうやって一日を過ごすと、「しまった、もったいなかった」と悔いが残ってしまいます。
そう思わないためには、自分の気持ちをいつも昂揚させていることが大事だと気付きました。
年齢を重ねることが自信になっていくか、年齢をコンプレックスと感じるかで、人生、大きく変わりますよね。
年齢を味方につけるには、一日、一日を充実させ、それを積み重ねて「実り」を作っていくことが大事だと思います。
大げさなことでなくてもいいんですよ。今日はいい絵を見にいく。
ステキなお芝居やダンスを観に行く。趣味に没頭する。
あるいは、美しい器など「いいモノ」を選びにいく。
そういう心のビタミンの積み重ねが、大切なんじゃないでしょうか。
「いいモノ」「本物」を選ぶ目というのは、年齢や経験を重ねて、
いろいろなものを見てきたからこそ培われるものですよね。
それと、何歳になっても美しい素肌でいると、自信につながっていきます。
