*2006.09.06up*
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――― お子さんが6歳になったそうですが、いろいろなことに好奇心を持つ年齢ですね。
そうですね。うちは女の子ですが、虫が大好きで、まるで虫博士みたいなんですよ。 子どもが興味を持つので、メダカ、カタツムリ、スズムシ、熱帯魚とか、いろいろなものを飼っています。 私は田舎育ちなので、自分が育った頃はあたりまえのように自然があふれていて、カブトムシも普通に見られました。 でも今の子どもは、なかなか自然に触れる機会が少ないですよね。カブトムシだって、買いに行かなくてはいけない。 野菜がどんなふうに実っているのかも、見る機会がほとんどないでしょう。 ですから実家の宮崎に帰ったときは、なるべく土に触れさせるようにしています。 自分でトマトをもいで食べたり、自然にじかに接する機会があると、子どもって驚くほど成長するんですね。 たった数日間なのに、明らかに変化があるんですよ。――― 何かに興味を持ち、好奇心が刺激されると、子どもはいろいろなものを吸収していくんですね。
子どもの好奇心を尊重して、なるべく多くの機会を与えるのは親のつとめだと思っているので、 それを面倒くさがっては子どもが伸びていかないと思います。 かといって、構いすぎると自主性が伸びないし……難しいですね。 できるだけ自分のことは自分でやらせるようにしています。 なんでも自分でやらせるというのは、危険と隣り合わせの部分もありますよね。 一人っ子なのでどうしても過保護になりがちで、「危ないからやってあげよう」とすぐ手を出したくなるのですが、そんな自分を抑えています(笑)。 やらせてみると、親が思っている以上に、子どもってけっこういろいろなことができるんですよね。――――― 38歳で出産なさったそうですが、子育てというのは日々、新しいことの連続ですよね。ときには悩んだり、迷ったりすることもあったと思いますが、そういう時はどうやって乗り越えていきましたが?
私の場合、たまに友人と会ってお気に入りのレストランで食事をしたり少しお酒を飲むことで、気分転換していました。 仕事を持っていたのも、気持ちにメリハリをつける上でとてもよかったと思います。 それと、先輩お母さんたちの意見を聞き、いろいろ教えてもらいました。 私より歳が若くても、2人、3人お子さんを育てていらっしゃるお母さんは、その分、経験が豊富でしょう。 「私のほうが歳が上だから」「人生経験は豊富だから」などと思って殻を作っていると、なかなか打ち解けられないけれど、 そういうものはすべてはずして「自分は後輩だから」と謙虚に接すると、いろいろなことが見えてきます。 そんな経験を通して、子そだてに限らず、自分自身が柔軟でいると世界が広がるんだなと実感しました。――― 斉藤さんはとてもオープンな性格だとお見受けしますが、もともとそうだったのですか?
年齢や経験とともに、変わっていった部分があると思います。 若い頃って、皆さんそうだと思いますが、人の意見をあまり聞かないですよね。 ファッションひとつとっても、「その服、あまり似合っていない」と言われても、「いいの。私は好きなんだから」と、突っ張ってしまう。 そうやって突っ走るのが、若さの特権でもありますよね。 若さゆえに、「私は私」みたいなプライドがあるし。 でも歳を重ねるにしたがって、人の意見に素直に耳を傾けるのが大事だと気付きました。 30代後半から40代になると、人の意見を聞いて、そのなかから自分で選択していくようになり、その分世界が広がっていった。 「人間が丸くなる」という言葉がありますが、まさにそんな感じでしょうね。 年代によって、いろいろな時期、いろいろな色合いがあっていいと思うし、だからこそ、厚みのある40代、50代になっていくんではないでしょうか?――― 番組内で、「40代は欲張りに過ごしたい」とおっしゃっていましたが、今、新たにやってみたいことは何かありますか?
私はまだ、パソコンを使ったことがないんです。主人もまったくやらないし。 でも子どもが小学校に入ったら、授業でも使うみたいなので、私も始めたいなと思っています。 子どもと一緒に楽器もやりたいし、子どもと歩調をあわせて私自身、成長していければと思っています。 それと、今までスポーツをまったくやってこなかったので、何か体を動かすことも始めたいですね。 親に感謝しているんですが、私は体がすごく丈夫なんです。 でもまだ子どもが6歳ですから、自分の体力を省みながら、いろいろなことをやっていかなくてはいけない。 スポーツが嫌いだから体を動かさない、などとは言っていられないなと思って(笑)。 今までは若いから走り続けてこられたけれど、これからは自分で体調管理していかなくてはいけないなと思っています。――― 体と心は切っても切り離せないものですから、体調がいいと、精神状態もよくなりますよね。
そうですね。ですから、いつも前向きな気持ちでいられる体でいたいなと思っています。 そのためには食生活も大事ですから、野菜をたくさん食べるようにしています。 でも、あまり食べ物に神経質になるよりも、私にとっては「誰とどういう雰囲気で食べるか」のほうが大事。 幸せな気分で楽しく食事をするのが、心の健康のためにも体にもいいと信じていますので。――― それが、心身の若さを作り、前向きのエネルギーになる・・・
私の場合、落ち込んだりイヤなことがあると、溜めずに人にどんどん喋るようにしています。
ただ聞いてもらうだけも発散できるし、何か意見を言ってもらうことで、違う見方ができるようになる場合もある。
そういう意味では、信頼できる友人がいるのは財産ですね。
夫も大事ですが、友人というのは夫とはまた違うんですよ。
20年以上、信頼しあっている友人が4、5人いますが、そういう友人がいるおかげで心強いし、歳を重ねていくのが怖くないですね。
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――― 幼稚園のお迎えに行くと、お嬢さんからファッションチェックされるそうですね。
そうなんですよ。「誰ちゃんのママはきれい」とか、「誰ちゃんのママはちゃんとした格好してくる」とか、けっこう言うし(笑)。 だから、娘が胸を張って「私のママです」と言えるような母親でいてあげたいなとは思います。 子どもってけっこうシビアで、お友だちどうしで親の年齢の話をするらしいんです。 数の大小はもう分かるので、お友だちから、「パパとママ、そんな歳なの?」と驚かれたみたい(笑)。 だからせめて見た目は、若々しくしていようと努力しています。――― それにしても、いつ拝見しても本当に若々しいですよね。表情がイキイキしているのも、若々しさの理由だと思いますが。
私は、若さの秘訣はまず"肌"だと思っています。肌がきれいだと若々しく見えるし、清潔な印象を与えます。 逆に肌が衰えていると、どんなにメイクをしても、やっぱり若々しく見えません。 だから肌の健康は、ものすごく重要ですね。私はもともと肌が丈夫なほうですが、もちろん日頃気をつけていますよ。 紫外線を浴びないよう帽子と日傘は手放さないし、スキンケアでは最近、ビタミン導入に興味があります。 それと、睡眠を充分とることが基本ですね。その上で、いつも前向きな気持ちでイキイキと生きていること。 内面を充実させて、常にポジティブでいるのが大事だと思います。
――― イキイキとポジティブに年齢を重ねていくこと・・・まさにアクティブエイジングですね。
肌は健康のバロメータと言われますが、斉藤さんは、そう常に意識しておられるから、いつも若々しく素敵でいらっしゃるんですね!
本日はどうも有り難うございました。
インタビュー/テキスト 篠藤ゆり


私の場合、落ち込んだりイヤなことがあると、溜めずに人にどんどん喋るようにしています。
ただ聞いてもらうだけも発散できるし、何か意見を言ってもらうことで、違う見方ができるようになる場合もある。
そういう意味では、信頼できる友人がいるのは財産ですね。
夫も大事ですが、友人というのは夫とはまた違うんですよ。
20年以上、信頼しあっている友人が4、5人いますが、そういう友人がいるおかげで心強いし、歳を重ねていくのが怖くないですね。
